気象観測システムによる観測で地球温暖化から地球を守る

気象観測システムによる観測で地球温暖化から地球を守る

気象観測システムによる観測で地球温暖化から地球を守る


気象観測システムと地球温暖化



わたしたちの地球は周りをぐるりと囲むように二酸化炭素やメタンガスそして水蒸気に包まれています。これらのガスがいわばお布団のような働きをしてくれているのです。すなわち宇宙から届く太陽熱が大気を通過して地面を暖め、さらに暖められた空気が上昇して大気を暖めるといった循環を何十億年と繰り返してきました。この大気を温室効果ガスと呼んでいます。

ところが20世紀初めに産業革命が起きて人々の生活は一気に便利に快適になってきた変わりに工場や車あるいは家庭内から排出されるクーラーやボイラーなどの二酸化炭素、石炭や石油を燃やして出るガスなどが空気中に上り、温室効果ガスに吸収されていくたびに大気中のガスの濃度が少しずつ濃くなっていきました。その結果平均気温も少しずつ上がっていきました。

科学者らはこのままでいけば2100年頃には平均4.9℃上昇するであろうと警告しています。これがいわゆる地球温暖化現象です。温室効果ガスの具体的な割合というのも専門機関から公表されています。特に多大な影響を与える二酸化炭素を世界で最も大量に排出しているのは中国。つぎにアメリカ合衆国だと公表しました。実は日本も世界ランキング5位という不名誉な結果が出ているのです。すなわち世界の経済大国と言われる国々が大気を汚しているという事になります。地球温暖化による深刻な影響は気象の変化に最も顕著に表れてきます。具体的には2007年の4月から8月にかけて発生したヨーロッパでの熱波による死者はおよそ300人以上と言われています。

同じ頃中国では深刻な干ばつが起きました。2004年にはアラスカで大規模な森林火災が起きました。日本でも影響はまぬがれません。強烈な熱帯低気圧の影響で激しい風雨による影響で深刻な被害が沿岸を中心に起きているのです。地球規模での気象観測を通じて地球温暖化の推移を推測していく事が重要視されています。



気象観測システムで地球環境を管理していく



実際問題として地球温暖化が進むとどのような事が起こりうるのかを専門家らは様々な仮説をたててわたしたちに警告を発してくれていますが、現実的に起こっている事も様々な観測データーが明らかにしています。すなわち南極圏海域の氷が溶けて海面が大幅にあがっていくであろうという予測や現在絶滅危機品種に上げられている動植物がますます危険にさらされていくであろうという予測、熱帯地域に発症しているマラリアなどの病気が拡大していくであろうという予測などがあげられます。また、異常気象がますます顕著におこり、たとえば砂漠地帯の乾燥地域がますます拡大し熱帯地域では熱帯性低気圧の影響が顕著となり南エリアでは台風や激しい雨風が起こり、洪水や高潮などの被害が激化し、病害虫の発生が顕著となり深刻な食糧難に陥るであろうという予測などはすでに起こっていると思われる現象が今後ますますひどくなるであろうとの見方が強まります。

その被害をお金に換算すると地球規模で30兆億円と言われるのですから、これはけして暗たんとしていられる状況ではないとわかってきます。しかしながら経済大国なら自国の資産でかろうじてなんとか被害額をまかなえるでしょうが、後進国はそういきません。しかも地球温暖化を悪化させているのは何を隠そうこれら経済大国であるとも言えるのです。これ以上取り返しのつかない事態に陥らないためにもまずは気象観測システムを整備して、気象観測という観点から地球温暖化の動向を推測しながら時にかなった対策をうちたてていかなければならない責任が、特に日本を含めた先進国に課せられているのです。



各種気象観測システムの機能



世界各国で地球温暖化を少しでも抑制するための話し合いや試みが世界各国で行われています。世界5位という二酸化酸素排出国である日本もまた1990年の水準まで温室効果ガスの排出量を抑えるための取り組みや対策が様々立てられています。こうした背景をふまえて策定されたのが1997年の京都議定書です。取り組みの1つは気象観測システムによる推測データーの蓄積です。

現在、大気中ではどのような状況になっているか、あるいは地球環境の様子はどうかをみながら今できる事を模索し実行にうつしていく事は重要です。たとえばどのようなものなのかというと、温湿度センサーや風向風速計、日射計、そして雨量計がセットになった機器で地球上のいたるところの気象を観測していくというシステムです。温湿度センサーは様々な形状のものがありどの機器を選ぶかは自由ですしコスト面でも低価格で簡単に設置できます。たとえば3線式Pt100タイプと言われるものは耐寒・耐熱ケーブルを使って環境に左右される事なく設置できる優れものです。

また高精度の観測が可能です。正確に言うと白金測温抵抗体の温度センサーです。自然通風シェルター付き白金測温抵抗体温度センサーというものもあり、クラスAの3線式Pt100温度センサーが内蔵されているもので、やはり高精度な観測が可能です。一番の特徴は電源のない環境でも温度および湿度観測など作動できる点です。自然通風シェルターおよび強制通風シェルターは屋外で高精度な温度・湿度観測がいつでもどこでもできるようにするために、日射や風雨の影響を受けないようにセンサーを収納する機器です。他にも小型化されたものや各種センサーが整備されています。





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